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人事小噺!記念すべき第一回目の投稿です。
今回は、給与明細に関するお話です。皆さんは給与明細を毎月見ていますか?毎月支給額に変動がない場合はしっかり見ることもないかもしれませんね。
昨年、新入社員の研修で【給与明細を見てみよう】という研修をしました。初任給額を例として支払われている金額の意味、控除されている金額の意味を解説しました。
次に手取り額に対して、収支計画を立ててもらいました。食費や光熱費、交際費など毎月いくらかかるのかを実際の数字で出してもらいました。
この研修は、結構刺激的だったようです。お金が足りない…という感想が多く聞かれました。ですが、「だから節約生活をしましょう」なんて言うことを伝えたかった訳ではありません。
伝えたかったことは「何もしないとお金は増えない」「会社は皆さんに投資をしている(社会保険料の半分を負担していますね。)」ということです。資格取得の勉強でも良し、自分で投資を勉強するでも良し、がむしゃらに仕事して昇給を狙う!でも良いのです。何かアクションを起こすなら早いほうが良いよ!ということを伝えたかったのです。
社会人としてスタートする新入社員の皆さんに対して、お金や社会保険の教育をしている会社は少ないと思います。でもこのタイミングで(簡単でも)教えてもらうことがないとその先は誰も教えてくれないのですよね。私自身がきちんと勉強したことありませんでしたのでより強く思います。
そこで、新卒の採用担当に【労務と給与の研修する時間をください】と直訴しました。この研修で、お金の使い方を考えるきっかけになっているのならうれしい限りです!
私も社会人デビューの時に、きちんと勉強するきっかけがあれば違う人生だったかも?なんて思いつつ研修資料を整理しています。